認知的不協和を解消

認知的不協和を解消

おはようございます。
銀座カウンセリングルームの
矢野えりです。

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ほどほどに愛しなさい。

永続きする恋はそういう恋だよ。

イギリスの劇作家 
シェイクスピア

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認知的不協和(にんちてきふきょうわ)
という言葉は
ご存じでしょうか。

今まで持っていた考え方に対して
新たな事実が出たとき、
認知的不協和というストレスが発生し、
自分の中に存在する矛盾ストレスを解決するため、
自分が納得する都合の良いような答えを探します。
そして全てを正当化しようとします。

よく例えられる物としては
イソップ物語の「すっぱいぶどう」が
あります。

キツネが 
たわわに実った
美味しそうなぶどうを見つけます。
ぶどうは全て高い所にあり、
食べようとして飛び跳ねるが届かない。
何度跳んでも届かない。
キツネは悔しさと怒りぶどうはすっぱくてマズイだろう!
誰が食べてやるものか!」と
捨て台詞を残して去って行った。

捨て台詞を残し、
「手に入らない」事実を
「食べる気が無い」という事に
気持ちを変更して正当化し、
心の平安を保とうとする。
心の折り合いをつける。

認知的不協和の解消方法として
自分を正当化することに
よくぶつかっています。

パートナーの嫌な部分を見つけても(事実)
それよりも良い部分を見つけて
「そんなところが好きなんです」(考え方)と
自分に言い聞かせて、
心の平安を得て
好きであることを正当化させるのも
それにあたりますよね。

DV、モラハラ、おかしいな?と思う行動・・・。
過度に行き過ぎていると
やがてはお別れになるかと思います。

ご自分が気づかないまま、
自覚症状がなさそうなときは
お伝えしています。

思い切って関係を解消。
やめることでラクになれますよ。と。

長くなりました。

本日も笑顔で(^^)/

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