無気力な息子のアルバイト

無気力な息子のアルバイト

こんにちは。
銀座カウンセリングルームの
矢野えりです。

下記の記事は
昨日配信された
カウンセラー 清水空のブログです。

我が家にも
大学生になった息子がいます。

最近の口癖が
だるい。面倒くさいです。

2週連続でサークル活動をさぼった。
授業が休講になり、
1時間しか授業がないから
さぼった。とか。

あまり聞きたくはないですけど
うるさく言うと逆効果ですので
ここはおとなしく
様子を見ていきます。

アルバイトは
がんばっている様子♪

□■□■□■□■□■□■□■□■□

あるお母様のお話しです。

「高校までは真面目で成績も良かったんです。
でも、大学に入ってから、
寝坊したり、授業をサボったり、
とにかくだらしなくなってしまって・・・
アルバイトばかりしていて、このままですと就職も心配です。
それどころか、留年してしまうんじゃないでしょうか。
アルバイトを辞めさせようかと・・・」

もしかすると息子さんは
スチューデント・アパシーかもしれません。

日本では高校までが
義務教育みたいなものです。

高校から大学に移ると
ガラッと環境が変わります。

授業は選択式。
不慣れなレポート。
登下校も日によって違ったり。
サークルや部活の人間関係も
雰囲気が変わります。

高校までとはまるで違う環境の変化が影響してか、
無気力になってしまう学生もいるのです。

特に、高校まで真面目で成績の良かった
男の子に多く見られます。

対策となる心理療法も色々と研究されていますが
アルバイトで効果が表れることがあります。

社会人ほど厳しくはないアルバイト生活。
そんな緩めな大人の社会の入口で学べることが
プラスに働いているのかもしれません。

ですから、
頭ごなしにアルバイトを辞めさせるのは
ちょっとどうかと思います。

もちろん、お母様のご心配は
相当なものでしょう。

親御さんのストレスを軽くするのも
息子さんにプラスになるのではないでしょうか。

よかったら、
お話しをきかせてくださいね。

清水 空

※クライアントの事例は掲載の許可を頂くとともに、
個人が特定できないように若干事実と異なる内容にしています。

□■□■□■□■□■□■□■□■□

目次