児童虐待の数

こんばんは。
清水です。

窓の外を眺めていました。
「陽が落ちるのが早くなって来たかな」
と思っていた頃に飛び込んできたのが児童虐待のニュースでした。

厚生労働省の発表によれば、
「全国の児童相談所で、児童虐待の相談や通告を受けた件数は、
 2017年度、13万3000件を超え、統計開始以来、過去最多を更新」

とのことです。

20年以上も前になりますが、学生の頃、
はじめて実習先で触れたケースが児童虐待。
教室の中の話ではなく、本当に起きている生の児童虐待。

このテーマに触れる度に
学生時代のあの衝撃を思い出すことが今でも時々あります。

一言で児童虐待と言いましても4種類に分かれます。
まっ先に想像されるのが身体的虐待でしょうか。
他にも、性的虐待、心理的虐待、育児放棄(ネグレクト)があります。

今回の調査では
4種類のうち心理的虐待がダントツだったとのこと。

たとえば、
子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまうと
これは心理的虐待に当てはまります。

幼い頃に同じような経験をされた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

「目の前で両親が喧嘩をしていて
 毎日、辛い思いをしていた・・・」

というような。

ケンカは当事者だけの問題ではありません。
まわりの人達のココロも傷つけてしまいます。

もし、「自分はケンカが多いな、止めないと」と思ったとしても、
いきなりゼロにすることは難しいでしょう。
これまでの癖がありますから。

それでも、
ケンカの数を少なくすることはできるでしょうね。

ちょっとでもケンカの数を減らせたら、
必ずいつかゼロにできます。

少しでいいので
今日から意識してみてくださいね。

けんかをやめて/河合奈保子

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