小説から教わる・気づくこと

こんばんは。

頂いた文庫本を読み終えました。

小説から教わる・気づくこと

『夫の墓には入りません』 垣谷 美雨(かきや みう)さん

アラフォー、アラフィフ世代には読みやすい内容でしょうか。
女性だけでなく、男性にも読んでいただきたい内容です。

姻族関係終了届(いんぞくかんけいしゅうりょうとどけ)
複氏届(ふくしとどけ)

について知ることができます。

主人公の夏葉子(かよこ)が父親から言われる中に、

”つぶしてもいい人間”
”庇護の対象じゃない”

”相手を非難した言い方ではなく、
自分がどう感じたか、どんなに嫌な思いをしてきたか
何が悲しかったか、そういうことを淡々と正直に言う・・・
相手のテリトリーには入らずに、
自分だけの世界の中で話すんだ”

人が好すぎる人
自分の気持ちを抑えて、相手に合わせすぎている人は
気をつけてください。

ちょっとのことでも言葉にできる関係
だからといって、互いの全てを知ることは出来ない。
心は複雑ですね。

後半は一気読みでしたよ。

あらためて勉強になった1冊でした。

矢野えり

目次