こんばんは。
下記の小説を読み終えました。
2010年に刊行。
原田マハさんの小説は何冊か読み終えています。
毎回、心を揺さぶられています。
上記の本は カウンセラーとしても
勉強になった1冊です。
スピーチライターの仕事について
書いてありました。
結婚披露宴で、スピーチする人がいますよね。
(今の時代、披露宴をするカップルが減っていますね)
スピーチする人に向けて原稿を作成するんです。
言葉のプロフェッショナルです。
政治家同士の戦いにおいても
演説内容は大事になってきます。
そんなときにも影でスピーチライターは活躍しています。
言葉は生きている。
話すために聞く。
あとですね、
こんな言葉も出てきていました。
”安定した仕事で幸せになるのもいい。けれど、人を感動させ、
幸せにする仕事に就けるのはもっといい”
主人公の祖母の言葉です。
仕事、家族、好きになった人。
文庫本の後ろにも記載されていました。
物語後半は、読みながら目頭が熱くなりました。
読書好きの方々におすすめしたい1冊です。
矢野えり