聞き流すほうがいいけれど

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他人から言われることを、
いちいちまともに受け止めていたら、
きりがない。
聞き流すほいうがいい時もいっぱいある。
けれども聞き流したつもりの言葉は
いつのまにか澱(おり)のように
溜まっていくし、なにかささいなきっかけで
湧き上がってきて、心を苦しめる。

小説『わたしの良い子』より
寺地はるなさん

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おはようございます。
銀座カウンセリングルームの
矢野えりです。

どなたにも経験があるのでは
ないでしょうか。

小説内では「結婚しないの?」について訊かれる
ことで書かれています。
結婚のメリットということで、
なるほど〜。と思いました。
そんな考え方もアリですね。

家族であっても、何度も訊かれると
自分でもわかっているのに言われたくないと
思うことはあります。

そのときの返し方は頭を使って
うまく言い返す術を身につけていきませんか。

「ありがとう」の言葉を言い添えてください。
余計なお世話、お節介だなと思っても
気にかけて言ってくれているのでしょうと
理解して…。

子どもはまだ?とか、2人目は?や
3人目は?とか。
今の御時世、上司が部下に聞こうものなら
〇〇ハラ認定を受けかねません。
困っている雰囲気があったら
聞く耳を持つことで十分ですね。

聞き流してきたけれど、
心が苦しくなってきた。
そんな方もぜひお越しください。
守秘義務で守られます。
ご安心くださいね。

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