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「イマドキ、専業主婦になんかなって
どうするんだろう」
「絶滅危惧種だよね、このあたりでは。
地方にはまだたくさんいるかも
しれないけど」
「家事なんて、いい家電があれば
仕事の片手間にできるし、
専業でいる意味あるのかな」
小説『対岸の家事』より
朱野帰子さん
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おはようございます。
銀座カウンセリングルームの
矢野えりです。
専業主婦。
専業主夫もいますね。
あなたはどう思いますか。
小説内では、
2歳の娘を持つ専業主婦で、
夫は居酒屋で店長として働く家庭を中心に
描かれています。
2年間の育休取得をした父親。
2児の幼子を抱えながらの共働き夫婦。
兄と妹は別々の保育園に預けながら、
ギリギリの状態で家事に育児に仕事にと
奔走する日々の女性。
専業主婦の時期。私にもありました。
ママ友さんや子ども同士の交流を測ろうと
公園や児童センター、幼児教室へ足を運び、
ネットを利用しては仲間を見つけていました。
専業だろうと共働きだろうと
偉いとか自分の方が働いているんだぞとか。
上下関係なし。なのではないでしょうか。
どの立場を選んだとしても
妥協ではなく、納得のいく選択を
していきたいですね。
夫婦で。パートナーとよく話し合って
決めていくことなのでしょう。
始める前の理想と現実が大きく異なり、
つまずくことがあるかも知れません。
その都度、立ち止まり労り合いたいものです。
実家に頼れない。頼りたくない。
人に弱みを見せたくない。
そんな頑なな心でい続けていることは
危険です。
ときには心も身体も休まないとです。
疲弊しすぎることがないように。
カウンセリングルームもご利用くださいね。