近く夜が明けるということで、希望を持ちました。
確かに、緑の小高い丘のてっぺんに立つ大木というあのイメージは
もうずっと昔から、自分の中で強くあるものでした。
木の下に私が立ち、他に人はおらず(ただし、乗ってきた馬はいるかもしれない)、
眼下には城下町、向こうの方の丘にはお城という情景で、
私の立つところから全景が見渡せる、というイメージです。
自分の心がとても自由に羽ばたくようなイメージなんです。
けれど、今が夜というのにポイントがあって、
夜明けは近い、と言われ、希望を持ちました。
私は、確かに長いこと暗いトンネルを通ってきてなかなか出口につかない、
それどころか道に迷ってトンネルの中をグルグル回って、
とうとうどん詰まり(八方ふさがり)になっているような感じを覚えていました。
考えてみれば、もともと星空が大好きではありますが、
昔からあのイメージを思うときに、景色は同じでも、
いつも夜というわけではなく、
抜けるような青空のときも、夕景のときもあったと思います。
そういうところにも意味があるのか、と驚きました。
とてもお世話になり、ありがとうございました。