深田恭子さんの適応障害について


昨日、女優の深田恭子さんのニュースがありました。
適応障害のためにしばらく仕事を休むとのことです。

ここで改めて適応障害について書きます。
わかりやすさを優先して、やや過激な書き方ですがご了承ください。

うつ病と適応障害の違い

うつ病も適応障害も”元気がない”という様子は似ています。

うつ病は一日ずっと”元気がない”
適応障害はときどき”元気がない”
というような違いです。

仕事のときだけ”元気がない”

ときどき”元気がない”適応障害と書きました。
この、ときどきというのが、ある環境・ある条件のとき、
と考えてみるとわかりやすくなります。

たとえば、
A部長と話しているときだけ、とか。
新規開拓の業務をしているときだけ、とか。

環境を変える

もし、深田恭子さんが仕事をしているときに特に”元気がない”ということだと仮定しましょう。
となると仕事を休業にした所属事務所の今回の対応は良かったと考えられます。

なぜなら、
適応障害の場合、うつ状態が現れる環境から一旦離れるというのが有効だからです。

旦那さんが帰宅すると元気がなくなるという奥様であれば、
旦那さんと会話する時間を減らす、別居する、プチ別居するというようなものです。

環境を変えることが最初にできる治療法です。

薬の前に心理療法

環境を変えることの次に有効なのが心理療法やカウンセリングとなります。
早目にココロを回復させたり、以前よりもたくましいココロを作っていくのです。

ここでコワいのが、適応障害が悪化してしまうことです。
適切な処置ができずに放置した場合、うつ病になることがあります。

こうなると薬物療法が必要となってきます。
もちろん現在では効果的な薬物療法が存在します。

ですが、できれば軽いうちに処置してほしいです。

CMのような書き方になりますが、
心配なことがあれば早目に面談カウンセリングにお申し込みください。

「もしかして、うちの子が・・・」というようなケースもあります。
ご本人でなくてもご家族の方でもお話しを伺います。

清水

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